18章 18節 マスチック塗材塗り

18.18.1 この節は、コンクリート、押出セメント板、モルタル及びALCパネルの
下地面に、塗材をのハンドローラーを用いて塗る工法に適用する。
18.18.2 (a) マスチック塗材塗りは、表18.18.1による。種別並びにA種及びC種の凸面処理仕上げは、特記による。
(b) 仕上材塗りは、アクリル樹脂エナメル又はつや有り合成樹脂エマルションペイントとし、種類及び適用は特記による。

表18.18.1 マスチック塗材塗り →関西ペイント対応製品
工程 種別 塗材その他 塗付け量
(kg/u)
A種 B種 C種
1 素地ごしらえ 注1 18.2.5、18.2.6 による。
2 下地押え 合成樹脂エマルションシーラー(アクリル系) 0.12
マスチックC用シーラー 0.12
3 塗材塗り マスチック塗材 A 1.20
(1.50)
マスチック塗材 B 1.30
マスチック塗材 C 1.80
(2.20)
4 仕上材塗り アクリル樹脂エナメル2回塗り 0.20
(0.25)
つや有り合成樹脂エマルションペイント2回塗り 0.20
(0.25)

(注) 1 素地ごしらえの種別は、塗材その他の欄による。
2 押出成形セメント以下面の素地ごしらえは、表 18.2.6 によるB種とする。
3 塗付け量の( )内は、凸面処理仕上げの塗付け量を示す。
4 B種は外部に用いない。