18.11.1 | 適用範囲 | この節は、屋外の屋外の鉄鋼面、亜鉛めっき鋼面、コンクリート面等の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りに適用する。 | |
18.11.2 | 鉄鋼面常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗り | (a) | 鉄鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りは、表 18.11.1 による。ただし制作工場で加工した部分の下塗りは、18.9.2(b)(2)による。 |
(b) | 鉄骨(鉄鋼面)等の下塗りは、18.9.2(b) による。 | ||
18.11.3 | 亜鉛めっき鋼面常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗り | 亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りは、表18.11.2 による。ただし、鋼製建具(亜鉛めっき鋼面)の下塗りは、18.9.3(b)による。 | |
18.11.4 | コンクリート及び押出成形セメント板面常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗り | コンクリート及び押出成形セメント板面常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りは、表 18.11.3による。 |
工程 | 塗料その他 | 塗付け量 (kg/u) |
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規格番号 | 規格名称 | 種類 | |||
素地ごしらえ | 表 18.2.2 のB種 | − | |||
1 | 下塗り (1回目) |
JIS K 5552 | ジンクリッチプライマー | 2種 | 0.14 |
2 | 下塗り (2回目) |
JIS K 5551 | エポキシ樹脂塗料 | 1種下塗塗料 | 0.14 |
3 | 下塗り (3回目) |
JIS K 5555 | エポキシ樹脂雲母状酸化鉄塗料 | − | 0.14 |
4 | 中塗り | JIS K 5659 | 鋼構造物用ふっ素樹脂塗料 | 鋼構造物用ふっ素樹脂塗料用中塗り | 0.14 |
5 | 上塗り | JIS K 5659 | 鋼構造物用ふっ素樹脂塗料 | 鋼構造物用ふっ素樹脂塗料上塗り | 0.10 |
(注) | 1 | 工程3までは制作工場にて行う。 |
工程 | 塗料その他 | 塗付け量 (kg/u) |
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規格番号 | 規格名称 | 種類 | |||
素地ごしらえ | 表 18.2.3 のA種 | − | |||
1 | 下塗り (1回目) |
JASS 18 M-109 |
変性エポキシ樹脂プライマー | − | 0.14 |
2 | 下塗り (2回目) |
JIS K 5555 | エポキシ樹脂雲母状酸化鉄塗料 | − | 0.14 |
3 | パテかい | JASS 18 M-110 |
不飽和ポリエステル樹脂パテ | − | − |
4 | 研磨紙ずり | 研磨紙P320 | − | ||
5 | 中塗り | JIS K 5659 | 鋼構造物用ふっ素樹脂塗料 | 鋼構造物用ふっ素樹脂塗料用中塗り | 0.14 |
6 | 研磨紙ずり | 研磨紙P320 | − | ||
7 | 上塗り | JIS K 5659 | 鋼構造物用ふっ素樹脂塗料 | 鋼構造物用ふっ素樹脂塗料上塗り | 0.10 |
(注) | 1 | 工程2までは制作工場にて行う。 |
2 | 工程3のパテは、JASS 18 M-202(2)反応形合成樹脂パテ (2液形エポキシ樹脂パテ)とすることができる。 |
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3 | JASS 18 M-109、M-110及びM-202(2) は、日本建築学会材料規格である。 |
工程 | 塗料その他 | 塗付け量 (kg/u) |
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規格番号 | 規格名称 | 種類 | |||
素地ごしらえ | 表 18.2.6 のA種 | − | |||
1 | 下塗り | JASS 18 M-201 |
反応形合成樹脂ワニス |
2液反応形エポキシ樹脂ワニス | 0.08 |
2 | 研磨紙ずり | 研磨紙P240 | − | ||
3 | 中塗り | JASS 18 M-405 |
常温乾燥形ふっ素樹脂塗料用中塗り | − | 0.14 |
4 | 研磨紙ずり | 研磨紙P400 | − | ||
5 | 上塗り | JIS K 5658 | 建築用ふっ素樹脂塗料 | − | 0.10 |
(注) | 1 | JASS 18 M-201及びM-405は、日本建築学会材料規格である。 |